ひとつのお話しがあります。それは一

昔、ある村を二人の年老いた旅人が通り掛かりました。
その村は、日照りによる飢饉に苦しんでいました。
二人は、村に留まることを決めました。
一人は、毎日遠く離れた市場へ行き、
食べ物を買っては村人のもとに運びました。
もう一人は村人を集め、
一緒に畑を耕し、種を蒔くよう勧めました。
しかし、村人は誰一人として集まりません。
旅人は、一人黙って耕し始めました。

そして、一人は来る日も来る日も市場へ出かけ、
もう一人は、ひたすら耕し続けました。
けれど、村人は二人を助けようとはしません。
食べ物を貰う時、有り難かってはいても、
自分たちが市場へ行こうとはしませんでした。
ましてや、今、何も得る物がない畑を耕すことには、
誰も関心を示しません。
それでも、一人は食べ物を運び続け、
もう一人は種を蒔き続けました。

そんなある日、市場へ通い続けた旅人は
持っていた全ての金貨を使い果たしてしまいました。
旅人は、｢すまない。もうこれ以上は無理だ。｣と
村人に謝り、去って行きました。
しかし、村人は、その旅人に感謝するどころか、
また、飢饉の苦しみが始まることを、
心配するばかりでした。

さらにその数日後、村人は畑でもう一人の旅人が
力尽きて倒れているのを見つけました。
地面にはただ一言“Dig (掘るんだ)”と、
書いてありました。
彼の最後の願いです。
その言葉を見た時、何人かの村人が涙を流しながら、
素手であることも厭わず文字の跡を掘り始めました。
すると、たちまち溢れんばかりの水が
噴き出してくるのでした。

その後、この村は二度と日照りに苦しむことはなく、
飢饉の恐怖から解放されました。
村人は自分たちが何も為さず、
ただ待つだけであったことを悔い、
その泉を、二人の旅人への感謝と祈りを込めて、
『Traveler’s Tears (旅人の沮)』と名付け、
末永く守り続けました。

—　と、いうお話しです。

遊学館は、
すぐに飢えを凌ぐことを考える人より、愚直に渇いた大地を耕し続ける人でありたいと考えます。そのことのみが、子どもたちの『未来を切り開き、困難に立ち向かう力』を育むと、信じるからです。

○小学生の時代に学習に取り組む意義は、将来の進路の選択幅を広げておくことです。

そのためには、毎日を楽しく様々な経験をし、学習耐力(読解力一計算力･暗記力一応用力･スピード等)という勉強に向く性格をつけておくことです。

学習耐力がついていれば、たとえ公立校に進学したとしても、学習のテンポとリズムが身についているので、のぴのぴと学校学習やクラブ活動に対応でき、溌刺と目標に向かって前進し、夢を実現することができます。

○独自の算数及び国語の反復学習は、基礎固め＝学習耐力を養います。

未習熟部分の発見と復習で中学･高校進学に必要な学力を習得していきます。

○生徒の『やった』と『やりきった』との間には、隔たりがあります。
しかし、そのことに自身で気付き、改善へと行動を移していくことは容易ではありません。
遊学館は、そこにこだわり続けます。
反復学習の徹底により『やりきる』ことのできる『学習のテンポとリズム』を獲得します。

○5教科に対応し、ご希望の教科の学習に重点的に取り組むことができます。

○定期テスト期間中や通塾日に欠席の場合、振替を行い学力の増強に努めます。
当日の振替も可能です。また、諸事情により当月内に振替が不可能な場合、翌月以降も振替することができます。

○中学生の授業時間帯は17:００〜２２:００です。時間内にいつでも入室できます。
但し、最低１時間の学習時間確保のため、21:００までの入室をお願いしています。

○定期テストの２週間前は、土･日をテスト対策日として開放･指導いたします。

１．週２コース
月〜金から２日ご選択ください(座席の空き状況により変更をお願いすることがあります)。

２．週３コース
月〜金から３日ご選択ください(座席の空き状況により変更をお願いすることがあります)。