こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
【中高生のスマホ管理】
親子で納得できるルール作りのススメ
今回は、多くのご家庭で悩みのタネになっている
『中高生のお子さんのスマホ管理』について。
便利な反面、使い方を誤ると学力低下や生活リズムの乱れ、
人間関係のトラブルにもつながりかねません。
そこで今回は、保護者としてできるスマホ管理の工夫と具体的なルール作りについてお伝えします。
スマホ管理の基本は「ルール作り」から
まず大切なのは、一方的に親がルールを押しつけるのではなく、
お子さんと一緒に話し合って決めること。
納得して決めたルールは、子どもも守りやすくなります。
以下に、実際のご家庭でも取り入れやすいスマホ管理ルールの例をご紹介します。
① 夜9時以降はリビングで充電・保管
夜のスマホ使用は、睡眠の質を下げる原因に。
特にLINEやSNSの通知が気になって夜更かしするケースは多いです。
『夜9時になったらスマホはリビングに置いて充電』いうルールは、
シンプルながら効果抜群。
ぐっすり眠れて、翌朝の目覚めもすっきりします。
② SNSは実際に知っている友人のみとつながる
SNSは便利なツールですが、見ず知らずの人とのやりとりはトラブルの元。
『SNSでつながるのは、実際に顔を知っている友だちだけ』というルールを設けることで、
不要なストレスや危険から子どもを守ることができます。
③ テスト期間はスマホ利用禁止(または制限)
集中すべきテスト勉強期間にスマホがあると、つい気が散ってしまいます。
『テスト1週間前からはスマホを使わない』など、
明確なルールを設定するのがおすすめです。
どうしても必要な場合は、『1日30分まで』など制限を設けましょう。
④ 家族での食事中はスマホを使わない
家族団らんの時間にスマホが入り込むと、会話が減ってしまいます。
『食事中はスマホを手放す』というルールは、
家庭内のコミュニケーションを増やす良いきっかけになります。
親子でルールを決める3ステップ
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まずは話を聞くことから
なぜスマホが必要なのか、どんな使い方をしているのか、まずは子どもの考えを聞いてあげましょう。 -
ルールの目的を共有する
『成績を上げてほしいから』『健康を守りたいから』といった親の想いを伝えることも大切です。 -
ルールは見える形で残す
話し合ったルールは、紙に書いて見える場所に貼っておくと効果的です。
最後に:スマホは『使い方』で学力に差がつく
スマホそのものが悪いわけではありません。
使い方ひとつで、勉強の大きな味方にも、集中力を奪う敵にもなるのです。
たとえば、調べ学習や英単語アプリ、
動画授業など、スマホを学習ツールとして活用すれば、
成績アップにつながる可能性も十分にあります。
ですが一方で、LINEやSNS、ゲームの誘惑に流されてしまえば、
せっかくの勉強時間があっという間に消えてしまいます。
だからこそ、保護者にできるのは、
お子さんがスマホと「上手につき合える環境」を整えること。
『勉強に集中できる時間帯はどうする?』『どこまでなら息抜きとしてOK?』
そんな話し合いを、ぜひ親子で行ってみてください。
ルールを一方的に押しつけるのではなく、
一緒に決める姿勢こそが、勉強にもつながる自己管理力を育てる第一歩です。
今日から、スマホとのつき合い方を『学習』という視点で、
親子で見直してみませんか?